おじいちゃん。

龍って、どうしておじいちゃんっぽいんだろうね・・・。

龍:なにさ、いきなり。
米:まいも、おじいちゃんっぽいと思ってた!

散歩でも老犬に間違われたりするしさ、そうやってるとおじいちゃんと孫みたいじゃん?

米:だよね〜。
龍:むむ・・・。

すると、龍がすくっと立ち上がりました!

龍:ちょっと、ちょっと!
米:おや?

さすがのおっとり龍も怒ったかな!?

ぼくのどこが「おじいちゃん」なのさ!!

顔に覇気がないところ・・・かな(笑)

米:ほんとだ〜。覇気のない顔!
龍:あやまって、ぼくに(怒)

龍が本気で怒ったので、素直にあやまる米。

米:ごめんなさ〜い。
龍:よし。

さらに、私の手の甲に爪を・・・痛いんですけど。

龍:あやまって!
米:あやまったほうがいいよ。

「おじいちゃんっぽい」って、褒め言葉で使ったのに傷ついたのね、ごめん。

よし。

じゃあさ、若者らしい凛とした顔してみて♪

りんっ♪

う〜ん・・・胸毛が地割れしてて、しわに見えるから、やっぱり・・・

は?

何でもない!思っても言わないようにします。

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