青森帰省(女子旅も大騒動)
1週間にわたって連載した青森帰省話、いよいよ今回の女子チームの旅で最終回です。
千葉→青森の道中、色々と脱走を試みた米のために、青森滞在中に準備した物が2つ。
両開きのチャックを繋ぐ留め具と、終始デッキで過ごすための簡易チェアです♪
ま〜た閉じ込められたわ・・・。
体半分を出したマジックテープの部分はそのままですが、チャックはこれしか開きません!
ムム・・・。
動かないカートは意外と平気な米。私も簡易チェアで、快適な新幹線の旅でした♪
眠くなってきた・・・。
東京駅まで何事も起こらず「順調に帰れるかも♪」と余裕が出てきた私・・・甘かった!!
新幹線から降りホームを歩きだしてすぐ、米のすさまじい叫び声が「ギャーギャー」と響き渡りました。あまりのデカさに誰もが振り返ります・・・。
原因はコレ。チャックを繋いでいた留め具に、左手を突っ込んで挟まれていました!
人々の注目を浴びつつ、叫びながらバタバタと暴れる米の手から留め具をはずし、やっと総武線乗り場へと歩き始めました。
足早に歩いていると・・・バリッ!! やっぱりマジックテープから出てきた〜(涙)
まいも歩く〜!!
途方にくれながら、エレベーターで総武線のホームへ向かいます。
なんでそんなに汗かいてるの?
すると「成田エクスプレス」がホームにいるではないですか!!
これなら千葉駅までノンストップで30分。特急券は乗ってから買おう・・・と、迷わず飛び乗りデッキでひと息。
あなたもカートに乗せられたの? ← それ、ガラスに映った米だよ。
ちょっと余裕が出て、近くの駅員さんに「特急券、あとでも買えますよね?」と聞いた私。
すると「全席指定なので、券のない人は乗れません」・・・余計な事をしてしまった!!
聞いてしまった以上、降りるしかない(涙)
やはり、総武線快速に乗るしかないのです。しかし通勤ラッシュの時間帯!
でも乗らないと帰れないので、米の体が半分出たカートで、「え〜いっ」と乗り込みました。
案の定、疲れて帰宅するサラリーマンの冷ややかな視線を浴びながら、KYの米は、笑顔を振りまいてました。
さらに、5分おきに鼻でグイグイ押してくる米(突破を試みているらしい)を、体で止めながら、お互い無言で格闘すること40分。やっとで千葉駅です!!
みんな無愛想だったね! ← あたりまえです。
千葉はしとしと雨が降っていましたが、そんなの屁のカッパ♪
自宅までの15分、あまりの解放感で、濡れながらも半分ニヤケて歩いた私です。
帰宅すると、脱走犯の龍がひとりでお留守番していました。
龍:おかえり〜。
米:Zzz。
なんと、目で「おさんぽ」を訴えています・・・。
龍:ねぇ、おさんぽは?
米:Zzz。
疲れてるから、あとでパパが仕事から帰ってからね!米も、うしろで倒れてるでしょ?
龍:なんでそんなに疲れてるの?
米:あ?
ムクッと頭をあげた米、何やら鼻を気にしています。
なんか、ヒリヒリする〜。
鼻力ひとつで、カートや私と戦った証に、鼻をすりむいてました。
いたい・・・。
しかし疲れには勝てず、このあと散歩も行かず翌朝まで爆睡した米でした。
Zzz。
これにて、龍米家のドタバタ珍道中は終了。
今回たくさんの事を学んだので、同じ失敗はしないよう次回以降に活かしたいと思います!
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