青森帰省(東北新幹線 脱走事件)
さて、いよいよ1日早く千葉へと向かった「男子チーム」の珍事件です。
カメラは私が持っていたので、現場写真はありませんが、龍に語ってもらいましょう(笑)
え?知りたい?
状況を詳しく教えてください。
あれはたしか、それほど暑くない夏の日だった・・・。 ← たった5日前ですけど?
ぼく、カートが狭くてイヤだったんだ。だから、どうにかして脱走する方法は無いかなって考えてたの。
そしたら行きの新幹線で、まいが鼻を使って前にあるチャックを開けてるのを見たんだ。「これだ!」って思ったよ。
龍の真正面に、左右のチャックのつなぎ目があるんです。
帰りの新幹線で実行しようと決意して、発車するまでじっと待ってたんだ。
ぼくがおとなしいフリしてたから、パパは安心して「苦しいでしょ?」って迷子札付きの首輪を外してくれたんだ!
そして、新幹線が発車してしばらくしたら、パパが席に荷物置きに行ったからチャンス到来♪
チャックが意外と簡単に開いて、カートの外に出られたんだ!
自由だ〜!って嬉しくなって、ちょっと探検しようと思ったの。7号車にはパパがいるから、8号車の方に行ったよ。
たくさん椅子があって、人が座ってたけど真ん中に通路があったから、ず〜っと歩いて行ったの。
そしたら、「次は八戸〜」ってアナウンスが聞こえたから、ぶらり途中下車の旅でもしようかと、ホームに降りようとしたんだ。
そんなぼくを見て、知らないおばちゃん達がぼくの事を必死で止めるんだ!おばちゃんに押さえられてるうちに、また発車しちゃって外に行けなかったよ!
仕方ないから、8号車のところでションボリしてたんだ。そしたら「8号車で、柴犬の雑種が保護されています。お心当たりの方は車掌室まで来てください」ってアナウンスが・・・。
龍の話の途中ですが・・・このアナウンスが流れたとき、夫は龍が中に居ないとは思いもせず、空っぽのカートの横でこれを聞いていたそうです(笑)
そして、「柴雑種かぁ、他にもワンコ乗ってたんだ・・・ね、龍?」とカートを覗き込み、「あれっ、龍ーーー!?」と大慌て。
アナウンスが流れて少ししたら、パパが顔色変えて8号車に入ってきたんだ。
あれ?パパも探検かな?と思ったら、ぼくを抱っこしてさっきのおばちゃん達にお礼言ってた。
そこへ、車掌さんも急いで来て、パパがものすごく怒られてたよ。ぼくの作戦は失敗したんだ。
これが、「東北新幹線 脱走事件」の全貌です。
このあと夫は、龍を抱っこしたまま8号車の皆様に深々と頭を下げ、「ご迷惑をおかけしましたっ!!」と謝罪してカートへ戻ったそうです。
そこから東京駅までは、マンツーマン監視。龍も自宅までおとなしくしていたそうです。
ところで、りゅうって雑種だったの?
きっと不安になって、尻尾も耳もタラ〜ンとしてたんでしょう。
龍:ちがうもん!ぼくビシッとしてたもんっ!!
米:タラ〜ンのりゅうが、想像できるね。
米もそんな事言ってるけど、あなたの帰路もなかなかのもんでしたよ!
次回、青森最終日の様子。そして、その次は私と米の「女子チーム」珍道中で終わりです。
おとなしいと安心させておいて、とっても大胆な行動に出た龍に、ポチっとお願いします。
(クリックで1票m(__)m ブログランキングに参加中です。)
↓
にほんブログ村